モロッコ南部の町、タムグルートで1950年頃に作陶されたコンポティエです(作陶した町が焼き物の名前になるのは何処の国も一緒ですね)。タムグルートは17世紀から現代においても実在する歴史ある陶器生産地で、フェズ、サフィと並ぶモロッコの三大陶器の一つです。
今回紹介するのは、そんな歴史あるタムグルートの中でも古い色使い&デザインのコンポティエ。古い理由は2つあって、まず1つ目は現在のタムグルートはグリーンが殆どで時々カーキ色も見掛けますが、マロンカラーは今は作っていないカラーなので、スークなどの店頭には並んでいません。
また2つ目はリムの形状が現代のモノと明らかに違っていて、現代のリムの装飾のあるデザインはもっと細かにパール状の玉が連なるようなデザインが多く、今回紹介するデザインはやはり今は作っていないのだそうです(写真最後に現代のタムグルートを添付していますのでご覧ください)。
数年前にモロッコ南部 ワルザザートに行った際に、立ち寄ったアンティークショップのムッシュがその違いを丁寧に教えてくれました。タムグルートの現代のモノを扱うお店は国内にも沢山ありますが、こんなヴィンテージ タムグルートを紹介するお店は珍しいと自負しています。
野菜やフルーツを乗せたり、ドライフラワーやキャンドルのアレンジに使ったり、アクセサリーの合わせも素敵です。
◎size Φ29cm、底径12.5cm、高さ8cm