1800年代後期から1900年代前期に作られた、Cul Noir(キュノワール)のTasse タッスです。キュノワール とはフランス北西部で18世紀から作られた器や道具として慣れ親しまれてきたモノで、Cul(お尻)、Noir(黒)でキュノワール 。発音によってはキュノワやキュノアとも聞こえます。黒いお尻と言いながら実際にはこげ茶色が殆どで、内側の白またはグレー色に独特の陰影のある貫入が入る事が特徴的な器です。
今回紹介するのはピンクがかった茶系で、マットな表情。内側に入った貫入のバランスも良く、使い勝手の良いサイズ感。キュノアのタッスを紹介する度に話していますが、朝のコーヒーをキュノワールのタッスでいただくと、何だか落ち着くんですよね。器のぽってりとした表情と重さが、そんな気持ちにさせるのかもしれません。
◎size Φ8.5cm、横幅(持ち手込)12cm、高さ8cm、底径8.5cm