1841-1876年頃にCreil et Montereau(クレイユ&モントロー)窯で作陶されたブリュロです。ブリュロとはこの時代独特のスタイルの器で、その昔ビストロやカフェでコーヒーを飲む時にサーブされていたモノ。カップの底に深い凹みがあるのが特徴でコーヒーを飲んだ後にカップをひっくり返して未だコーヒーの温もりのある凹み部分にリキュールを入れて飲んでいたと言われています。
1900年以降も似たようなスタイルのカップを様々な窯元で作っていましたがフォルムや凹みの深さを含めて1800年代の作りには敵いません。古いモノ程凹みが深くそのカーブまでもが美しいのです。
くびれの無い寸胴モデル。内側底面のカトラリー跡(ティースプーンによるもの)によって長時間飲み物を入れておくと表面に水シミが出来ます。しかし乾くと元に戻りますが、放置せずに早めに洗浄を心がけて貰えたらと思います。他にも小さなチップや着色があります。細かに撮影していますので写真を拡大して、予め状態をご確認願います。
◎size Φ7.5cm、横幅(持ち手込)10cm、高さ8.5cm、底径4.5cm、底の凹み(深さ)2cm