1800年代後期に作られた、Cul Noir(キュノワール)の平皿です。キュノワール とはフランス北西部で18世紀から作られた器や道具として慣れ親しまれてきたモノで、Cul(お尻)、Noir(黒)でキュノワール 。発音によってはキュノワやキュノアとも聞こえます。黒いお尻と言いながら実際にはこげ茶色が殆どで、内側の白またはグレー色に独特の陰影のある貫入が入る事が特徴的な器です。
同時展開している深皿と一緒にロワール地方のディーラーさんから譲ってもらったのですが、エリア的にやっぱりParisや南仏と違ってキュノワに出会う機会は多いと仰っていました。しかしテラコッタの柔らかさから経年でどこかしらダメージがあるのよね、の言葉の通り今回紹介する平皿には口元に薄っすらと6cmのラインがあります(添付写真10枚目参照)。しかし隙間は無く、軋みもありませんので自信を持って紹介します。
リムも真ん中のお花も、全て手描きによるものです。
◎size Φ21.5cm、高さ3cm、底径13.5cm