2016年より収集してきた古い額縁をリペア(現代の鏡を装着)し、アンティークミラーに仕上げました。その多くは1800年代後期から1900年代前期にかけてつくられたモノですが、蚤の市を巡っていると目にする額縁の殆どはガラスが破損していたり、特に角にダメージがあったり、ガラス板も裏板も全く無い状態で並んでいることが多く、見掛ける度に額縁そのものは美しいのに...でも額縁だけではその魅力も半減、何だか勿体無いなと思っていました。
そこでいつか鏡を入れて仕上げたら蘇るはず!と気に入った額縁を見つけては収集。今回ようやく重い腰をあげて額縁に鏡をセットしました。同時にオリジナルのガラス板が残っているモノはそのまま活かし、裏板をセットするなど手を施しました。鏡、裏板はそれぞれ専門店でカットしてもらいましたが、職人さん泣かせのオーヴァルから長四角まで、形もサイズも色合いもディテールも多種多様です。
ちなみに裏板の取り付けは私が自分で釘打ちから塗装までやりました。一度は業者さんにお願いしてみたものの、納得出来るクオリティじゃなかったので、これは自分でやるしかないと気合い入れました。結果、コストも抑えられて良かったと思っています。
ミラーに仕上げるにあたり、仕様は鏡+発泡スチロールまたは厚紙で背面の高さを整え+裏板の順でしっかりと固定しています。裏板については、新品の板は淡色できれい過ぎるのと、アンティークの額縁とのコントラストが強過ぎて見映えも良くない為、木材屋さんが持っていた古材からセレクトしカットしてもらいました。バランス良く釘打ちを行い、フックを取り付け壁掛けができるように仕上げています。
金彩を施したモノからNapoléonⅢスタイルの黒×金、中にはエクリュや焦茶、カーキ色のアクセントが入っているモノもあり、選ぶ楽しさも兼ね備えています。ぜひ、メジャーや定規などを使ってサイズの確認をしてみてください。また額縁の四隅に僅かに隙間があってもしっかり固定されていることは確認済みですが、額縁の角は何らかのダメージがあるものも多いです。写真を拡大して予めコンディションをご確認願います。
◎size 10.5cm×15cm、厚さ1.5cm