1920-1940年頃にSarreguemines(サルグミンヌ)窯で作られた、花リムシリーズのカップ&ソーサーです。サイズはデミタス用なのでエスプレッソに最適なサイズです。昨年夏のParisの蚤の市で纏まった数を目にした際に、コンディション様々でしたが素通りできず全部くださいしました。やはり花リムには永遠の可愛らしさがあり、見掛けるとつい手にとってしまいます。可愛らしさも永遠ですが私の好きも永遠なのです。 花リムシリーズは古過ぎず新し過ぎずと言う点で注意がございます。オンラインストアTOP頁のinformationでも記している通り、陶磁器製品の殆どは、水に浸けておくと経年変化により生じた貫入部分から水シミができます。特にデミタスC&Sの水シミの出方はくっきりはっきりです。しかし乾くと水シミは無くなり元の状態に戻ります。 1900年代の陶磁器の殆どはこの症状があらわれ、花リム同様に同時展開しているサルグミンヌのオクトゴナルシリーズも、水に浸けた途端に水シミが出来ますが決して驚かないでください。古いモノに必ず起こる症状ですので予めご理解の上、ご検討ください(私も20数年前に初めてお皿を購入し水に浸けた時は相当驚きました。乾いたら元に戻ってまた驚きましたが。そんな経験もあっての今の私です)。 ◎size カップ Φ6.8cm、横幅(持ち手込)8.5cm、高さ6cm、底径3.8cm ◎size ソーサー Φ13cm、高さ1.5cm